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2006年06月04日

●障害者の世話−利他主義か利己主義か

 「障害者の経済学」(中島隆信著)を読んでいる。歳だけとった当事者にとって、多くの事柄を確認し整理し、また目を開かれるところもある良書である。

 その中に、障害者を世話(助ける)するにあたって、人は利他主義に基づくか、それとも利己主義に基づくかを取り上げた項がある。ここで言う利他主義とは、「他人の喜びを自分の喜び、他人の苦しみを自分の苦しみとみなすことができるという考え方である」としている。

 しかし、その欠点(欠陥)として「それは相手のために何かをしてあげたとき、相手が喜んでくれないとガックリくるという点だ。そのときは、相手に喜んでくれるよう要求するか、あるいはその行為は行わないということになるだろう。」と解説している。

 なるほど。最近の自分の小さな体験ー教会の礼拝における聴覚障害者への援助?ーを通して、この「定義」がよく適合すると思う。

 では、障害者が自身の子の場合はどうか?(以下続く予定)
 

May 2006   Ritarico